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経営理念と品質保証

極鮮マートは、農繋(のうきずな)と合同会社洋一制作が共同運営しております。

農繋の経営理念

農繋の経営理念をご紹介いたします。

経営理念:篤健安支(とくけんあんし)

高い生産技術を有する日本の篤農家が丹精込めてつくる「新鮮な農産物・美味しい農産物・健康な農産物」を一貫した経営精方でお客さまに提供し、篤農家の支援を行います。

①篤農家  ②健康維持  ③安心安全  ④支援

「篤農家」は、いかなる環境下においても「植物の動きを感じとり、的確に必要な処置を施せる力」をもつ生産者の称号です。 新鮮な農産物+美味しい農産物+健康な農産物=「人間の健康維持」

3条件がそろった農産物を食べつづけることで健康が生まれます。

「生産者の見える化・農産物品質の客観的数値化」により、「自分の口に入れる農産物」の正しい情報を知る安心感を提供します。 篤農家がつくる農産物をお客さまに産直でご提供し、「篤農家」「お客さまの健康」「食の安心安全」の支援を行います。

極鮮マートの品質保証

主に3つの観点から品質を保証いたします。

品質保証①運営者の経歴

私は大学時代より農学部に所属し、土づくりに関する研究を行なってきました。大学卒業後、大手農業資材メーカーに研究職として入社。約15年ほど研究職として勤務した後、とある植物活力剤の開発に成功し、営業職に異動。5,000人を超える生産者と深く関わってきました。「私自身の、土づくりや農産物に関する知見」×「数多くの生産者とのコネクション」により、上位0.01%の篤農家の選出を実現しています。

品質保証②すべての農作物を農家直送でお届け

すべての農作物を生産者直送でお届けします。不知火など一定期間の貯蔵(追熟)を行うと美味しい作物は、生産者の目利きでもっとも良いタイミングでお届けいたします。篤農家による極上の作物を、極上のタイミングでお楽しみいただけます。

品質保証③客観的な数値・実績

私自身の知見のほか、受賞歴や遊離アミノ酸の数値など、客観的な事実もふまえて篤農家を選出しています。

遊離アミノ酸の数値について

アミノ酸は、体内ではタンパク質の構成成分(タンパク質構成アミノ酸)として存在しますが、アミノ酸単体で遊離した状態のものがあり、 これを「遊離アミノ酸」といいます。

作物の栄養成分を調べたい場合は「タンパク質構成アミノ酸」を調べます。よくネットに載っている情報も、ほとんどが「タンパク質構成アミノ酸」の数値です。

しかし、作物の味を調べたい場合、特にうま味成分を分析する場合は、「遊離アミノ酸」に着目します

当サイトに記載しているアミノ酸の分析値は、遊離アミノ酸が中心となります。

「遊離アミノ酸」は、「タンパク質構成アミノ酸」よりも割合が低いため、数値が低く出る傾向にありますが、食味を比較するためには「遊離アミノ酸」の数値が有効となるからです。

遊離アミノ酸の組み合わせが食味のカギ!

例えば極鮮マートでも取り扱っている、坂本農園のトマトベリーの遊離アミノ酸の数値は以下の通りとなっています。
※専門機関に分析依頼をして結果を出しています。

遊離アミノ酸結果
アスパラギン酸12.6mg/100g
アスパラギン3.5mg/100g
スレオニン1.0mg/100g
セリン1.9mg/100g
グルタミン酸113.5mg/100g
グルタミン12.1mg/100g
グリシン0.6mg/100g
アラニン4.1mg/100g
バリン0.7mg/100g
シスチン0.0mg/100g
メチオニン1.5mg/100g
イソロイシン1.3mg/100g
ロイシン1.7mg/100g
チロシン1.6mg/100g
フェニルアラニン3.6mg/100g
トリプトファン0.0mg/100g
リジン2.8mg/100g
ヒスチジン1.4mg/100g
アルギニン1.5mg/100g
プロリン2.5mg/100g
合計167.9mg/100g

さまざまな遊離アミノ酸が載っていますが、実はそれぞれ構成する食味に特徴があります。

①うま味・酸味を構成するもの(2種類)
グルタミン酸・アスパラギン酸

②甘味を構成するもの(7種類)
グリシン・アラニン・スレオニン・セリン・グルタミン・プロリン・アスパラギン

③苦味を構成するもの(11種類)
トリプトファンイソロイシンロイシン・シスチン・リシン・チロシン・フェニルアラニン・アルギニン・バリンメチオニンヒスチジン


※太文字のものは、必須アミノ酸と呼ばれるものです。必須アミノ酸は体内でほとんど合成することができず、食べ物から摂取するしかありません。→その多くが苦味成分のアミノ酸であることに注意!


坂本農園のトマトベリーの遊離アミノ酸のバランスはこちらの通りとなります。トマトベリーの味はうま味・甘味・苦味のバランスによって決まっていて、良い農産物(=また食べたくなる農産物)ほど、このバランス感が絶妙です。

また、多くの必須アミノ酸を抱える苦味成分も豊富に含まれている農産物こそ、人の健康維持に必要不可欠で、篤農家の証となります。

このようなさまざまな観点から、極鮮マートは高品質な農作物を選出し、お届けしています。

各アミノ酸の働き

アミノ酸には、必須アミノ酸と非必須アミノ酸があります。必須アミノ酸は体内でほとんど合成することができず、食べ物から摂取するしかありません。

必須アミノ酸9種類

ロイシン

必須アミノ酸のバリン、イソロイシンとあわせて「BCAA」と呼ばれており、筋肉のエネルギー源となります。筋肉を大きくしたり、傷ついた筋肉の機能を回復させてくれたりなど、トレーニングを行う上で欠かせないアミノ酸と言えるでしょう。

イソロイシン

必須アミノ酸のバリン、ロイシンとあわせて、「BCAA」と呼ばれています。イソロイシンは筋肉を大きくしたり、肝臓の機能を向上させてくれたりなどの効果が期待できると言われているほか、血糖値の上昇を抑える効果についても研究が進められています。

バリン

イソロイシン、ロイシンとあわせて「BCAA」と呼ばれており、筋肉のエネルギー源となる大切なアミノ酸です。疲労回復やお肌のハリを保つために役立つと言われています。

メチオニン

体内でタンパク質を作り出す際に最初に必要となるアミノ酸です。メチオニンが不足するとタンパク質の合成に影響を及ぼすほか、肝臓の機能が衰えて血中のコレステロール値が高まる可能性があると言われています。

リジン

脂肪をエネルギーにするために役立つといわれています。小麦や米などの穀物にあまり含まれないため、穀物を主食としている日本人に不足しやすいアミノ酸と言えるでしょう。

フェニルアラニン

脳内神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンの材料となるアミノ酸と言われており、生理活性を目的としてサプリメントにも用いられることがあります。

トリプトファン

幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」や、睡眠の質に関わる「メラトニン」の材料になると言われています。そのため、トリプトファンを摂取して睡眠を改善したり、ストレス軽減に役立てたりする取り組みも進められています。

スレオニン

体内では合成することができません。体の成長をはじめ、肝機能や肌の健康にも影響を与えると言われています。

ヒスチジン

大人の体内では合成できるものの、子どもの体内では合成できないアミノ酸と言われています。そのため、子どもはヒスチジンが不足しやすく、十分に摂取できないと湿疹ができたり、貧血になったりするなどのトラブルを引き起こす可能性があると言われています。

非必須アミノ酸11種類

アルギニン

タンパク質の合成に欠かせない重要なアミノ酸です。成長ホルモンの分泌を促す役割があるので成長過程に不足しやすく、小児においては必須脂肪酸に分類されます。脂肪の代謝などを調節するインスリンの分泌を促したり、傷ついた筋肉の回復を行なったりする効果が期待できると言われています。

グリシン

「コラーゲン」の約1/3を占めるアミノ酸です。コラーゲンを作るためにはビタミンCが必要なので、グリシンとあわせてビタミンCも積極的に摂取することでハリのあるお肌を保つのに役立つと言われています。

アラニン

ほとんどのタンパク質に含まれると言われるアミノ酸です。グルタミン酸とピルビン酸で構成されており、人間が活動するために必要なエネルギーである「グルコース(ブドウ糖)」に変わりやすいと言われています。

セリン

脳機能や睡眠の質、皮膚などへの影響が報告されており、サプリメントに配合されることが多いアミノ酸でもあります。

チロシン

神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリンの分泌に関わっているため、脳機能の活性化やメンタルケアを目指したい方は注目してみてください。

システイン

抗酸化作用やメラニンの生成を抑制する働きが期待できることから、化粧品やサプリメントに配合されているケースもあります。システインは、エネルギーを作るサポートをする働きもあると言われています。

アスパラギン

アスパラガスから発見されたため、「アスパラギン」と呼ばれています。アスパラギンはエネルギー代謝を促進させる効果が期待できると言われています。

プロリン

コラーゲンを作るために大切なアミノ酸の一つで、スムーズな関節の動きや健康的なお肌を保つために役立つと言われています。

グルタミン

体内にもっとも多く含まれるため準必須アミノ酸とも呼ばれています。筋肉の疲労回復や胃腸の働きを助ける効果が期待できると言われています。

グルタミン酸

ストレスを軽減する成分と言われる「GABA」を生成するために必要なアミノ酸です。また、うま味物質として調味料に配合されていることが多い成分とも言われています。

アスパラギン酸

アンモニアを体の外に排出したり、疲労物質の乳酸をエネルギーに変えたりする役割があると言われています。